●本多香織さん(九州)
自分たちの都合で、雇用したり、解雇したり…。
そのように労働者を振り回すことに対して抗議します。ユニオンWANの行動を支持するとともに、WANの方々が、自らの言動を問い直してゆくことを願いつつ、賛同します。
●佐藤昌子さん(宮城合同労組)
私は一昨年派遣切りに合いましたが、泣き寝入りしたくなくて闘うことを決意し、裁判闘争を続けてきました。昨年暮れに、正社員として採用するという和解が成立し、1月から復帰しています。
人件費削減の為にアウトソーシングし、簡単に労働者を使い捨てるやり方は、私の場合とまったく同じです。お二人だけの問題ではありません。
WAN理事会が作り出した争議である以上、理事会は誠意を持って早期に争議を解決する責任があります。
WANが目指してきたものを、自らの態度で示してください。
●「京都大学時間雇用職員組合ユニオンエクスタシー」さん
ユニオンエクスタシーの原点は、3年前の立命館での遠藤委員長のストライキでした。その後もユニオンWANのお二人には、変わらぬご指導を頂いております。いつもなめられ続けている非正規労働者が、組合結成によって俄然パワーアップして、反撃の途に出ることもあるのです!
●匿名のかた(中国)
理事会はきちんと話し合いに応じてください。
とにかく、話し合いをしないと、解決の道が開けませんよ。
●nosumaさん(フリーランス)
この度の件、何故か個人的にデジャブーを想起しました。あれは、20代中ごろにホテルの調理場でパートをしていた時のことです。
その調理場は一体此処は何時代かと言うぐらいに上下関係の厳しい徒弟制の世界でした。上司は部下を平気でバカバカ罵り、時には蹴飛ばすなど平気で暴力が行われていたのですが、其処にも20代の女性たちが2人は調理師として雇われていたのです。補助のワタシを見下す男の料理人の態度と彼女たちへの露骨なセクハラ発言が罷り通るグロテスクな職場環境でした。
ある日、何かの用事でホテルの2階か3階を通り掛ったワタシは、綺麗な会議場の扉の前でとても嫌なものを見てしまいました。其処には表の看板にこう書かれていました。「フェミニズム研究会様」。綺麗な室内では、今頃熱い議論が交わされているのだろう。。そして、そのすぐ足下の地下室の調理場では、正にその瞬間に「女性」と括られた者たちへの「差別」と「排除」が繰り広げられている。綺麗な会場の扉の中の「安全」と地下の「グロテスク」。SOHO系でパソコンの向こうに居るなら、目の前の綺麗な事務室の室内に居ないなら、その「グロテスク」を見てみぬフリが可能なんだよね。あの時、自分があの扉の前で思ったことは一つだけ、今も一つだけです。「その綺麗な会場から一歩出て、今すぐ地下の『現場』に降り立ってくれ!」
●ヨシダさん(出版関係)
呼びかけに賛同します。
雇用者の理不尽な言動、私も他人事とは思えません。
応援しています。
●匿名のかた
フェミニズムが大学やのカリキュラムとしてのみ生かされるのではなく、制度による庇護の埒外で抑圧や困難にあらがう人々の支えとなりうる思想として生きつづけることを第一に望みます。
●但馬けいこさん(均等待遇アクション21京都)
経営者も政治家も、〝弱肉強食〟とばかり権力をふりまわしてやりたい放題。失業・ワーキングプア・セーフティネットやコミュニティの崩壊など、世の中どうなるんだ~というぐらいメチャクチャです。こんな世の中を変えていこう、という権利団体や労組など社会運動は、今、ズタズタになっている人権とか労働権を、しっかり守るものになってほしい。WANの争議では、NPO法人の下での労使交渉ですが、そういう問題のいい解決例になってほしい。権限を持つものが、誠実に交渉を行わず、自分の言い分だけを進めていくようなやり方が通れば、社会運動自身に傷が付いていきます。労使ともに頑張ってほしいと思っています。
Author:uwan.support