●塚原久美さん(北陸)
今回の争議を公正な形で解決することで、様々な違いを超えて日本のフェミニストの力を結集できる場としてWANが育っていくことに期待しています。
●大曽根雅子さん(関東)
私はWANのWeb会員です。WANのサイトには、私がWeb管理人として関わる「PA/F SPACE」のイベント告知を投稿したこともありますので、今回のことはまずユーザーとしても黙っていられませんでした。
私自身も、加入している女性だけのユニオンで、労働運動では実績も信用もあるフェミニストたちが専従を解雇する現場を見てしまいました。大会で組合員の前で抜き打ちに報告し、組合員からのもっと話し合いを!の異論を封じたのです。
私はWANにはこのユニオンのようになってほしくありません。互いが納得するまで話し合いを続け、謝罪すべきところはしてほしい。
それだけに今回の遠藤さんをはじめとしたユニオンWANの勇気に感謝し、応援を表明いたします。フェミニズムの対外的表面的イメージダウンを恐れて泣き寝入りするのではなく、世の中に向けて問題提起したことは、同じ境地に立たされている人・立たされた人・いないことにされた人たちを力づけることになるからです。
勿論私たちもまた、自分たちの身近に、非営利組織における「やりがいの搾取」がないかどうか、見直す責任があるでしょう。
フェミニズムとは何なのか、フェミニストとはどう行動する者なのか、WAN理事会自身が今、問われているのです。
Author:uwan.support